殺し屋:黒兎

「私は…」


少女は薄いピンク色の唇を開く。


そして、手に持っていた日本刀を振り上げる。


黒い兎耳が、揺れる。


「黒兎よ。」

「く………ろ……う…」

「死ね、幸福な白兎。」

「ぎゃぁぁぁっ……!!」

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