殺し屋:黒兎
「Yes。正解よ。彼は何を考えているか時々わからなくなるくらい神秘的な生き物なのよ。」
「ふーん…。」
玲は生返事で、興味がなさそうに答える。
それに比べ、恋はとっても興味を持ったみたいね。
「三つ目は…クス、内緒。」
「何それ。気になるよ汐音。」
「知りたかったら調べなさい恋。…まぁ、調べても無駄だと思うけれど。」
「えー、気になるー…。」
恋はベッドの上に飛び乗って、駄々を捏ねる。
…はあ、面倒だわ。
「じゃあヒントをあげるわ、恋。」