【完】笑顔
「ボーっとしてるけど、何かあった??悩み事??」
こういうことには鋭い瑞姫。
『なんでもねぇよ!』
そう言って俺は瑞樹の髪をクシャッと撫でた。
「そ?良かった。何かあったらいいなよ??」
ぇ?それってどういう…。
「相談なら乗るし♪ウチら幼なじみじゃん??」
あぁやっぱり。そうだよな…。
瑞姫からしたら俺は…ただの幼なじみなんだよな。
瑞姫への気持ちが募る一方で、それと同時に不安も募る。

こんなんで大丈夫なのかよ俺は。
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