【完】笑顔
side祐一

**次の日**

朝玄関を出たら瑞姫が待っていた。
『み、瑞姫!!??』
「おはよう。祐ちゃん♪」
『もう…平気なのか??』
「うん!祐ちゃんの手紙読んで、元気が出たの!!祐ちゃん。ありがとね?」
その時の瑞姫の顔は前みたいに…

眩しい、屈託のない笑顔で溢れていた。

『そんなこと言われたら照れる!良かったな瑞姫。』
「うん!あ、学校早く行こう♪」
俺たちはまた前みたいに二人並んで学校へ向かった。
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