【完】笑顔

告白!?

side瑞姫

「じゃぁ行こうか瑞姫ちゃん♪」
放課後になると、荷物を持った尚人クンがあたしの席に来た。
「あ、うん!祐ちゃん、萌ちゃんばいばい!」
「バイバイ瑞姫★」
『…おう。』
?なんだろう…祐ちゃん機嫌悪い??
「瑞姫ちゃん。あそこの公園寄ってていい??」
「公園?いいよ。」
あたしは尚人クンに促され、ベンチに座った。
「話って??」
「うん。えっとね。俺…瑞姫ちゃんが好きなんだ!」
「えッッッ!!??」
思いがけない尚人クンの一言。
「瑞姫ちゃん。俺と付き合ってください。」
「ちょ、ま、えッ!?」
頭の中がごちゃごちゃだょ…。
な、なんであたし!?
あたしの頭の中はフル回転。
ふと頭をよぎったのは…。祐ちゃんの顔だった。
そのあとも何回も祐ちゃんの顔が頭の中にリピートされる。

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