【完】笑顔
side祐一

こっそり公園の陰に隠れている俺。
「俺と付き合って下さい。」
うわ!!尚人の奴ついに言いやがったッ!
瑞姫は…??
「ごめんなさい。」
えッ!?
俺はバッと顔を上げた。
「あたしね?祐ちゃんのことが好きみたいなの。」
え、えッ!?
「そっか。」
「うん。でも、尚人クンの気持ちは凄くうれしかったよ。あたしなんかを好きになってくれて…ありがとう。」
「…祐。いるんだろ?」
「えッ?」
なんで言うんだよ尚人はよぉ!!
俺は仕方なく瑞姫達の前に姿を現した。
「えーッ!祐ちゃん!!??」
『よ…。』
< 35 / 66 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop