パスルピース
「いや、、、何かね、視線を感じたんだよね、、、、気のせいかな」

「愛しの彼氏様だったいいのにねぇ?」

「バカ!もう言わなきゃよかったぁ!!」

ちょっとおちょくると、すぐ顔を真っ赤にする真苗は可愛くてしかたがない!

しかも、涙目でさー、「ふぇ~」って言うしさー。

本当に可愛くってしかたないんだよね、妹みたいで。

キーンコーンカーンコーン、、、

授業の終わりの合図、チャイムがなった。

「終わっちゃったね、お弁当食べよ」

「もー、沙蓮はご飯の話になると早いねぇ」

真苗はケラケラと笑う。

「うるさいねぇ、、、おいていくよ」

あたしは話をそらすように、お弁当を持った。

「おい、松葉ぁ」

教室を出ようとしたとき、誰かに呼ばれた。
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