こんな生徒会で学校は成り立つのか…
「カラオケの機械、導入させましょう。」

「機種は?」

「J○Y」

「…ふせれていない。」

思いつきの発言が発展していく。

ていうか、J○Yって…伏せれて無い上に綴りあれなのか?

「もう歌わないんですか?」

寂しそうに美咲が言う。

「歌うわ!小鳥遊くん、両性類なんでしょ?男っぽいの歌って頂戴!」

小鳥遊が頷いてからPCをいじりだす。

「♪Vanguard 嘘じゃないぜ 今始まる伝説♪」

まさかのVang○ardだった。さっきのとおんなじ奴が歌ってるとは思えないくらいの声の変化があった。

なにコイツ?神がかってるだろ。

「さぁ、膝まづきなさい!」

いきなり叫んだ鈴。

「♪昔々あるところに 悪逆非道の王国の♪」

つなげる千鶴。

ノリノリでセリフまでいれただけだった。

鈴が入ったから何事かと思っただけだった。てか、鈴なら素でいいそうだし。



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