こんな生徒会で学校は成り立つのか…
「恭!あんたも歌いなさい!」

鈴からの命令で歌わなければいけなくなった。

何を歌おうか?

悩みどころだな…

「♪冗談交じりの境界線上 階段のそのまた向こう♪」

初音ミ○のだが、合唱とかで歌ってる男声の感じで歌ってやった。

「…イケ声。」

「恭君意外です。」

「あれでラブソング歌われたら落ちる自信があるわ。」

「間違ってもお前には歌わんがな。」

以外に女性陣にうけた。

「そこの谷、歌いなさい。」

「ハードルたけぇぇぇぇ。」

歌いにくい空気で谷に歌わせる鈴。

まさに鬼畜の所業。

「小鳥遊、お前ロミ○ンの女声歌えよ。」

「ん?いいよ。何?デュエする?」

「おぉ。よろしく。」

「♪私の恋を 悲劇のジュリエットにしないで ここから連れ出して♪」

「♪それじゃあ行こうか♪」

2人の声は意外とハモる。

うんいい声だな。

「…いい。」

皆でポカン顔をする。

畑から見たらすげぇアホな集団だ。
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