こんな生徒会で学校は成り立つのか…
このままだと絶対に勝負はつかない。

谷を呼び出すか。

『授業が終わり次第生徒会室に来い。日本語話すなよ。』

これを呼んでやってきた谷は最初に間違いなく、恭、なんだよこのメール!とかいうから、そこで勝負は終了だ。

この時間だけやり過ごせばいいんだ。

「Или что-то иначе?」(とりあえず何かするか?)

話を振る。

「是的。你对我的帮助说话。」(そうですね。何か話でもしましょうか。)

意外にも門司が乗ってきた。

「Well, now I did a lot of words you speak.」(じゃあ、あなたがたくさんの言葉を話せるようになったきっかけを教えて。)

千鶴からの横槍。

小鳥遊はニヤニヤしながらこちらを見てくる。

「I was to compete with his father. I decided to have the right to say things to each other cock winner.」(父親と勝負してたんだ。勝った方がお互いに言う事を利かせる権利を持つってことにして。)

「It is shameful?」(それが恥ずかしいこと?)

恥ずかしいのはかけてた内容で、

幼かった頃の俺は妹と結婚する権利をかけて父親と勝負してた。

シスコンとか、そんなんじゃねぇ。

ただ単に、妹が大切で、エロ親父(父親)に触らせたくなかっただけで…。

「Secret.」(秘密。)

小鳥遊が知っているのは、口の軽い翔さんが話しちまったってだけで…

「You Tell me!」(教えなさいよ!)

鈴が肘で脇腹をつついてくる。






< 94 / 163 >

この作品をシェア

pagetop