Lovers

─2時間後

「ありがとうございました」

ペコペコと頭を下げる母

「いえっ!麻奈美ちゃん、いい子ですね」


「そんな〜」

そんなって…一応母親なのに!


「では、また」


バタン


先生は玄関を出ていった


私はその姿を二階のバルコニーから見ている



あ、煙草くわえた


アハハ、ライター無いし!


車のキーを取り出して
エンジンをかける


車は黒のシーマ

結構良い車乗ってるじゃん


先生は車に乗り込み、
はしりさっていった




私は授業後の机を見つめる…


 
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