Lovers

「え〜観覧車けぇ〜」

「お願い〜!!」

「んましゃーないなぁ〜」

先生は渋々観覧車の方へ向かう

周りにはカップルで溢れていた




先生と私は観覧車に乗り込み向かいあって座る

「綺麗ー…見て見て先生!」

「あ〜はいはい」

先生は高い所が苦手なのだろうか

いっこうに外を見る気配がない


「先生?今日はありがとね」

「え?あーうん、全然」

「私もっと勉強頑張るからさ」

「ん。頑張ろな♪」


もうすぐで頂上…

頂上まで、
3…2…1…





―チュッ




……!?



 
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