恋しちゃう?



 暫くして学校に着いた俺は
 教室に入った早々

 『お、臣。おはよう』
 と声を掛けられた。


 こいつは竹田創吾
 (takeda sougo)

 まー腐れ縁だな
 けど良い奴なんだ。


 『今日はやけに遅いじゃん』

 「あーまあな。
  何か可愛い小動物みたい
  なの見つけた笑」

 『は?』

 ま、訳分かんないだろな
 けどマジあの子は小動物だ
 小さくてフワフワしてて


 創吾とそんな話をしていると
 教室のドアが開いた

 何気なくドアを見ると
 俺は一瞬時が止まったかと思った



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