好きです!委員長!
それに私…


顔はお世辞でも可愛いとは言えないし。

何かの罰ゲームで告白とかだったら嫌だし。

だいたい付き合うって何よ。

「からかってないよ!


俺は本気。」


…絶対頭逝かれてるこいつ。

「好きって…


本気って言うけど…

私には全然伝わってこないし。

それに、私男は嫌いだし。

だからと言って同性愛主義者でもないけど。

想った事はズバズバ言っちゃうし…


第一…



学園のアイドルが好きになるような顔してないし。

自信ないし…


とにかく無理。」


そう…



男なんて…


大っ嫌い。

「やだ。やだやだやだやだやだ!

そうだ!じゃあ…



友達から始めませんか?」


「は?


…友達…。」

「よしっ!そうしよう!

俺は委員長が好き。

でも委員長は俺の事何にも知らない。

まぁ…俺は知ってるけど。

だったらこれから俺の事知っていってよ。


決まり!

ちなみに拒否権なし!

じゃあ…

また教室でね!」
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