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「こっ、こんにちは!!」



アズサは緊張した様子でオレに話しかけてきた。



「久しぶりだね。」

「えぇ。」

「講話よかったよ。」

「ありがとうございます。」



その後、何を話せばいいのか分からなくなってしまった。

アズサも黙ってしまっている。


2人の間に沈黙が流れていた。



でも、沈黙に時間をもてあましたくなかったし、まだ話したいことはたくさんあった。



「この後、なんかある?」

「へっ!?」

「いや・・・ゆっくり話したいからさ。」

「この後、事務所に行くんですけどすぐに終わるんでその後なら大丈夫です。」

「じゃあ、学校の近くの防波堤でいい?」

「はい、じゃあ、5時でどうですか?」

「いいよ。じゃあ、後でね。」


そうしてオレとアズサは約束をした。
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