新能力戦争

「あー怪我してない?
 ほんとごめんなさい」


同い年くらいの女の子だった


「いや、何ともない、けど
 今の何?」


「あーほんとごめんね
 じゃね」


女の子は走り去って行った
すごいスピードで走っていったのか
すぐに見えなくなった


「なんなんだ?今の」


そんなことより勉強勉強
そう思って地下鉄の駅へと向かった


僕の人生の未来図が変わった瞬間だった
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