キンダン、愛。






「悩む・・・?」


「まぁ、それは置いといて。貴方はどう思う?本当の事を話すの・・・」


クスッ、と笑う母を不気味に思いながらも

私は答える



「私は・・・話した方がいいと思う」


ショックを受けるか・・・分からないけど

夏樹はもう16歳。

いい加減、本当の事を話した方がいいと思う



「そう・・・じゃあ、言うわ」


「うん・・・」


そうして私達は

夏樹がいるリビングへ戻った―・・・





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