メガネのプリンスさま!
そう言ったら、陸君の顔はすぐに赤くなって、下を向いてしまった。
そういうところがかわいいんだってば!
「陸君・・・かわいい」
ぼそっと言ったはずなのに、陸君には聞こえてたみたいで顔がますます赤くなっていた。
もうかわいすぎてわたしのほうが保たないかも・・・。
と、そこに
「そこの変態~。話がずれてぞ~」
「花梨ちゃん!そ、そうだ!というわけで、友達になってくれるかな?」
陸君はすこし落ち着いたようで、顔の赤みは引いたようだ。
「僕でよければ・・・」