メガネのプリンスさま!

そう言ったら、陸君の顔はすぐに赤くなって、下を向いてしまった。


そういうところがかわいいんだってば!


「陸君・・・かわいい」


ぼそっと言ったはずなのに、陸君には聞こえてたみたいで顔がますます赤くなっていた。


もうかわいすぎてわたしのほうが保たないかも・・・。


と、そこに


「そこの変態~。話がずれてぞ~」


「花梨ちゃん!そ、そうだ!というわけで、友達になってくれるかな?」


陸君はすこし落ち着いたようで、顔の赤みは引いたようだ。


「僕でよければ・・・」



< 13 / 20 >

この作品をシェア

pagetop