君とニャンにゃん☆
彼はそう言うと
また唇を合わせた
甘く柔らかな
一点にだけ熱が残る
「……俺だけを見て」
そう動いた唇は首筋に移動して
愛しい痕跡を落とした
「……櫻庭」
彼の手が背中にまわり
きつくこの身体に身体を寄せる
だから私も自然に背中に腕をまわした
大きくて温かい
「……ん…」
温かい手のひらが背中から前に移動し
胸の膨らみに触れた
「……さく…」
「…ん」
彼は何度も唇にキスをした
憎らしい程の艶っぽさ
彼の細長い指が
制服のボタンをはずしていく