君とニャンにゃん☆



「優」

俺は優を引き寄せた


「貴方、冷たいわね」

冬だからな



優の頬に手を添えて
俺は唇にキスをした



優は俺より小さいから
変な姿勢になるけど



これが俺達

俺達の距離






「長い」

優はそう言って俺を突き放す


また“いつも”に戻れた気がした



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