君とニャンにゃん☆




「…泣いた顔も可愛い」



「知ってます」











俺は何度も





可愛い






と言ったことがある











本気で聞いてもらえたことはない


















「送るよ」




放課後だ









日が短くなり辺りは暗い




生徒の安全を考えて

というぴったりな理由も添えて













彼女を残して荷物をとりに戻った



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