君とニャンにゃん☆



俺は久し振りに帰った
特に思い出のない実家に

愛を感じる



――独り

俺は改めて自分の境遇を嘲るのだ




―――



二人はどうしているだろうか



正直に気持ちを伝え合えば
一寸先の答えをつかめるのに





興味と不安とに駆られた俺は
立ち上がり


微かな記憶を頼り
弟達の元へ向かった



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