好きって言わなきゃ、伝わらない

一直線に葉琉が居るところに進んで行った



今日はごめんね?
って謝ると思っていた…
でも…



「あ、透…何?」



何だって?
流石にこれにはムカついた


「お前、それはないだろ!!」


「何が?」




いつもは高い葉琉の声が低くてびっくりした



「っ…もういい」



葉琉の初めて聞く声を聞くとなにも言えなかった




それから俺は方向転換して自分の席に着いた




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