好きって言わなきゃ、伝わらない

テンションが下がって泣きそうなまま、気づけば昼休みになていた


「ねぇ、どうかした?最近彼とも関わってないし・・・」



あたしの様子をずっと見てた真美が、聞いてきた


「ううん、なんでもないよ!!」


「ならいいけど・・・耐えられなくなったら、絶対言うんだよ?待ってるから」


「ありがとう、ごめんね真美」


「別いいって!!」



そういって、満面の笑みであたしに笑いかけてくれた





あたしは真美のこんなところが好き
悩みがあると気にしてくれて、でもだからと言って無理には聞いてこない
あたしは、何度助けられたのかな・・・?



なのにごめんね?
すぐに真美に頼らなくて・・・


これは、自分で解決したいんだ・・・
自分が始めたことだから・・・






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