好きって言わなきゃ、伝わらない
流石に教室に居るのは気まずかったから屋上に移動した
メールを打ってからかなり時間が経ったのに返事が来ない…
俺の事はどうでもいいから返事は後って事か・・・?
ふられたな、俺・・・
あきらめた時、屋上のドアが開いた
息を切らせて、そこに居たのは
一番会いたかった人・・・
葉琉が居た・・・
「なんで、ここに?」
素直に思った
「・・・きだよ・・・」
「はっ?」
「すき・・・透のことが好き!!!」
やっと聞けた・・・
葉琉から
「ねぇ、あたしの事好き?この前一緒に居た人は誰?」
思ってもみなかった質問に戸惑ってしまった
一つ目の質問の答えは決まってる
二つ目の質問は・・・
たぶん姉貴のことだろう・・・
【透side2-end】