キミの声で、


1人肩を落としていると…


「ねぇ、キミ…
何やってるの?」

『ほぇっ!?』



うぅ〜…
マヌケな声だぁ…


てゆーか、誰…?


後ろを振り替えると、そこにはとても綺麗な顔をした男の人が立っていた。


誰だか分からないその目の前の人を、私は覗き込んだ。


スッゴいキレーだぁ♪
いいなぁー…


そうやって初対面の人の顔をまじまじ見ていると、



「そんなに見ないでもらっていい?」


彼は表情ひとつ変えずに言った。


その言葉に私はハッとした。



『ごっ…ごめんなさいっ!
あんまり綺麗だったからっ!』



ずっと顔見てたんだっ!

はぅ〜……
恥ずかしぃ……


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