キミの声で、
「で、こっちのうるさくない方が…
赤羽 龍季(アカバネ リュウキ)」
『赤…?』
私的には“黒”がイメージに…
「なに?
赤じゃ不満な訳?」
黒い瞳で、射るように私を見る…
『ち、違くてっ
黒が似合うなって…』
ぅ…
私何言ってるんだろっ
「はっ…、なんだそれ」
『っ…』
笑ったぁー…
この人、ちょっと偉そうな人だけど、ホントはいい人なのかな?
「お前は暖色だよな」
『へっ?』
「なんかバカっぽい」
『にょっ!?』
「ほら、な
にょって何だよ、」
面白れー、なんて爽やかに笑う彼…
やっぱり…
絶対…
いい人なんかじゃないっ!