妖時間
月side

いつもの様に幼なじみの花鈴の元に向かう

「月おはよー」
「おはよー。幸」

コイツは花鈴の2つ下の弟

現在高一

容姿端麗で割と気さくらしく、同い年の女子からは天使の笑顔と呼ばれてるらしい

「花鈴は?」
「いつもご苦労様」
「あいつの寝坊どうにかなんねぇの?」

花鈴はかなり朝が弱い…

勿論俺たちの秘密の仕事のせいかも知れないが…

「無理でしょ(笑)」
「だよな…」
「今日もあるみたいだよ…」
「最近多いな…」
「俺は霊力ないからね…」
「美由紀もないしな…」

俺たちの会話の内容はいつも花鈴のこと…

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