Honey Brown



「理衣奈、大好きよ」


顔を真っ赤にしながらそう言った優里。


「じゃ!」


言いたいことはこれだけ!と言わんばかりに、慌ただしく出て行った。


「わお、愛の告白ってやつ?」


私の横にはニヤニヤしているお姉ちゃんがいて。


「きゃああああああああああああああ!優里に告白されちゃったあああああ!」


バタッ。


「ちょ、理衣奈!?嬉しすぎて気絶!?ちょっと!起きなさいよ!」


あぁ、優里…

君はなんでそんなに可愛いんだ…



体が宙に浮かんでるかのようにふわふわ浮かび、そこで優里とイチャイチャしている幸せな夢を見た。


ような気がする。




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