Honey Brown
―第4章―
刺激的な夏
あれから、あっという間に自由時間が終わってしまい、昼食の準備をすることになった。
結局海には入れなかったけど、また時間があれば優里と入りにいく約束をした。
「あ、優里ーっ!もー待ってよー」
「暑苦しい。離れてよ」
「むーっ、ひどいぞ!」
昼食はホテルの中にあるカフェで食べるらしい。
でも、カフェってかなり小さいよね?
そこに全員入るのかなぁ…
「ってでか!!」
「…あんた、ほんと何も見てないのね。しおりに写真載ってなわよ」
だからそんなに冷静なのか…
ほかの子たちもちょっと騒いでるけど、ほとんどの子が静かにしている。
って皆冷静すぎでしょ!!