あなたとスキャンダル!




下に降りると

紅茶を飲んで待っている女の方。



「おい、連れてきたぞ。」

「ん?・・あぁぁぁ~!

 庵堂 梓ちゃんでしょ!?

 すっごいファンなんです!」

「え、あ、どうも・・」



その人は

手を握ってブンブン振った。

可愛らしい人だなぁ・・。



「私は夕の姉です!」



・・・・・姉?

アネ?姉?お姉さま?



「えっえぇぇぇー!!?」

「ふふふっ、驚いてるとこも

 か~わいいわね♥」

「夕!どういう事?」

「はぁ・・・・。」




私は夕にお姉さんがいる事も

何故ここにいるのかさえも

知らなかった。











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