あなたとスキャンダル!





「まず夕君、君はココで

 もっと苦しい仕事をしてもらう。」



社長は強く

念を押すように言い放った。


「はい・・・。」


夕は冷や汗を流しているが

しっかりと頷いている。




「そして梓さん・・・?」




社長が悲しい目で

こっちを見る。


私は目で頷いて

次の言葉を待った。








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