あなたとスキャンダル!





「ちょっと・・待ってください。

 いきなりアメリカなんて・・」


「君には笑顔を増やす才能がある。

 だからアメリカまで仕事に

 行ってきなさい・・・。」





意味が分からない。

いつ?

いつまで?

夕は行かないの?






私はどんどん涙を流した。






「辛いだろうけどたった1年だ。

 長くもなく短くもない。

 考える時間にはピッタリだろ?」









私は放心状態になっていた。

けどこれで・・・

夕の危険が過ぎて行くなら・・・







「行きます」






私は頷いた。




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