$ILVER CATs
あーもう。






なんかムカつくわw・・









「あっ、そうだ」







ピンときた。










「付き合ってあげるから今日は帰らせて」








「はあ!?無理無理!!」






「いや、だってさ、ホームステイ中に留学生失踪とかやばくない?
日本とニュージーのダブルで操作されるんだよ?
それに国際的犯罪組織がからんでるってなったら大問題じゃね?」







「そんな心配いらないよ。そこらへんはセキュリティばっちりだから★☆」







何!?何!?何ー!?



語尾の★☆←コレ何ーっ!?!?




ドン引きなんだけどー←







「セキュリティって・・・・(あっ)ばっちりのわりに組織の人、けっこう捕まってるよね?」






「あー、中にはいるね」





「宝石と金だけじゃなくて人まで盗むんだよねー。人が1番真剣に捜査されそうだけど」





「そりゃね〜」





ちょっとくらいひるめよバカヤロー





「はーあ」





「・・・どうしたの?車酔い?とりあえず降りる?」





「あんたさ・・誘拐とか言うくせに優しいんだね」





思ったら、めっちゃ丁重に扱われてるかも(セクハラ除けば)





「そう?こんな仕事初めてだから、どうすればいいかわかんなくてさ・・」




なーに照れてやがんだよ。







ちょっと待てよ・・・・
優しさに付け込んだらうまくいくかも?






「そうそう、言い忘れてた」






「何?なんか今病気とか?」





ちげーよ。







あたしは手元にあったボールペンを陽の唇に当てて言った。












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