恋人は主治医






優くんって白衣も似合うし聴診器も似合う


きっとお医者さんになるために産まれてきたんだね





「心優?

心優…… 」




「えっ 」




「何ぼけーっとしてんだよ

服めくれってさっきから言ってんだろ 」


やば


優くんに見惚れすぎて声聞こえてなかった



「ああっ… ごめん 」



すぐに服をめくった



「じゃあ聴診するから

リラックスな」




「いつもの事だから言われなくても分かります 」



「いやお前ぼけーっとしてたからすぐ忘れそうだしな 」



「もーうバカにして 」



「別にバカにはしてないよ

まぁ話は後でにして
さっさと終わらすよ」



「うん 」



「深呼吸してて 」



胸当たりにあてられる


ダメ今私ドキドキしてる


うー早く終わって


「何かすごい鼓動早いんだけど
どうした」




「気、気のせいじゃない 」




「ってかもろきこえるんですけど 」




そんな恥かしいことわざわざ言わなくたって良いじゃん



「まぁ元気な証拠だからいっか

雑音もきこえないしとりあえず大丈夫

また心優が寝てる時に聴診しに来ようかな 」




またって

寝てる間に聴診しに何回も来てるの


知らなかった






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