恋人は主治医
「聴診では異常ないけど苦しいとか痛いとことかあるか」
「大丈夫今はどこもなんもないよ 」
「そっか良かったな」
頭を撫で撫でしてくる
いつもの事
でもこの瞬間が好き
「でも暫く高熱とか微熱が続いてたのは事実だからあんまり急にはしゃいだりするなよ
分かったか 」
顔をのぞいてきた
うー 顔赤くなるじゃん
「返事は」
「うん… 」
「ってかいちいち顔赤くされると俺のほうが照れるんだけど」
だってだって顔が近いとドキってするんだもん
カッコいいし 優しいし
優秀なお医者さんだし
完ぺきじゃん
「何頭の中で考えてんだよ」
「えっ! 何で分かるの」
「あのなぁ
こんなにたくさんの時間
一緒にいるからしぐさでわかるんだよ 」
「そんなに私の事見てたの 」
「べっ 別にそうゆうわけじゃないけど」
「へーそうなんだー 」
「つうか
そうゆう時だけ強気になんなよ 」
やっぱりこうゆう時だけ子供みたい
ついつい苛めてしまうんだよね