恋人は主治医
「そうか俺の事信用できない」
そんなことない
「ちゃんと信じてるよでも不安なの 」
「心優……
こっちにおいで 」
両手を広げて抱き着いてくるのを待っている
「優くん 」
思いっきり胸に飛び込んだ
あったかい
優くん絶対心配してるよね
話そうかな
「優くん私ねたとえ診察でも優くんが
私以外の女の人の胸とかを見るのが
嫌だったのそれでだんだん不安になってきて胸の中がもやもやして 」
抱き締められてる腕の力が強くなってくる
「もういい 話さなくていい」
もしかして飽きれられた?
悲しくなってきた
「何泣きそうな顔してんだよ 」
「だってもういいって…」
「そっちの意味じゃないよ
俺がいいって言ったのは
もう気持ち分かったからそれ以上言わなくてもいいって事 」
「そうだったの 」
「あぁ それに心優以外の胸診たって
何も感じないよお前にしか恋愛感情ないし
つまりお前の体にしかドキドキしないんだよ
だからやきもちとか妬くなよ
こんなにも愛してるし
一筋なんだからさ 」
「ごめんねありがとう
優くんは立派なお医者さんだしこんな事思っちゃいけないって分かってるけど考えてしまうの」