恋人は主治医
「俺だって心優は自慢の彼女だよ
可愛いしわがままだし泣き虫だしな」
「それって褒めてるの」
「褒めてるつもりだけど」
「なら良いやずっと一緒にいれるかな」
「いきなりどうしたんだよ
もし別れたいって言っても俺は離してやらないからな」
「うんずっと好きだよ
ずっと一緒に居たい」
「俺も」
眠くなってきちゃった
「ねぇ 手繋いでてくれる」
「わかったよ
もう眠くなってきたんだろ」
「うん…」
そっと布団の中に手を入れて繋いできた
「あったかい」
「そうか
心優が冷たいだけだろ」
「うーん
どうなのかな」
「きっとそうだって
ほら寝ようか」
「お休み」
「お休み」
手を繋いだまま眠った