恋人は主治医
「じゃあ行くか」
「うん」
本当は逃げ出したい
あっとゆうまに診察室についてしまった
「じゃあ聴診と心電図とエコーいっきにやるから上着脱いでベッドに横になって
いつもの事だから分かってると思うけど」
「3ついっきにやるのか」
「すぐ終わるから大丈夫
早く終わらせような」
そういっていつもすぐ終わんないし
脱がないでベッドに腰掛けていた
「早く終わらせなくていいのか?」
「心の準備が…」
「まだ言ってんのか
あんま意識するなよ
意識したら良いデーターとれないだろ」
そんなこと言われてもこれだけは無理だし
「じゃあブラだけ脱いでパジャマの上は着てていいよ」
それだったら恥ずかしくないかも
「それなら大丈夫かも」
ブラだけはずして横になった
「少し捲るよ」
首を下に動かして頷いた
まくったところから聴診器が入ってくる
「なにも考えないで楽にして深呼吸して」
言われた通りにする
5ヵ所ぐらいのところに聴診器をあてたら
体から聴診器をはなした
「喘鳴の音きえてるなよかった」