恋人は主治医
「もう入院はしたくない」
「俺も入院なんてしてほしくないよ
こんな狭い部屋にお前をとじこめたくないし
それに高校生なんだから思いっきり楽しんでほしい」
「ありがとう」
「心優、急なんだけど俺と一緒に暮らさないか
一人暮らしだから何か起きた時とか心配だし俺が一緒に居たいのが一番の理由だけど」
本当に急過ぎるでも嬉しい
「優くんと一緒に住みたい」
「良かった断られたらどうしようと思ってたよ
今度の週末心優の家に荷物取りに行って家具とか雑貨一緒に見に行こうな」
「楽しみいちよ親には伝えとかないと
アパート代は出してもらってたから」
「俺が伝えようか」
「大丈夫だよ」
私が親とあんまり連絡とってないのは
私の親は超がつくほど心配性で病気が分かったとき制限とか沢山された
だから私はそれが嫌で実家から出て一人で暮らしていた
「そうかまた改めて挨拶に行くな
これから家帰ってくるの楽しみになるな」
「料理とか頑張るね」
「無理はするなよ」
「大丈夫家事ぐらいやらせてよ」
「心優が体調悪い日は俺がやるからな」
「もう体調悪くなんないよ」
「わからないだろ」
心配しすぎなんだから
でも優くんに心配されるのは嬉しい
「分かったよ」
「分かればよし
明日は朝少し診察するからちゃんと起きろよ」
「何時ぐらい」
「8時ぐらいだな」
「早い
でも頑張って起きるね」
「うん
起きてなかったらキスで
起こすからな」
「だめだめ恥ずかしい」
「心優がちゃんと起きればいい話だろ
頑張って」
「絶対起きるよ」
「今日はもう寝とくか早く起きれるように」
「そうだね優くんお休み」
「また明日なお休み」
おでこにキスされた