恋人は主治医
そっかぁ
そうだよね…
優くんが心配してくれるのは
私が病気だからとかじゃないんだ
「ほら、つまんらないこと考えてないで着いたぞ」
「だからつまらなくないもーん
でも聞いて良かったなんかスッキリした
ありがとう」
「ん?
なんかお礼されると照れるな」
「バーカ」
「お前に言われたくないから」
この今の時間が1番好き
笑い合ってる時間が凄く楽しい
「ってかいいアパートに住んでるんだな
一人暮らしなのに三部屋もあるし」
「ママが選んだんだ
狭いより広いほうがいいでしょ
みたいな事言われて
でも広かったらよけいに寂しいのにね」
「そうだな
でもこれからは寂しくないよ
ってか俺が寂しくさせないから」
優くんの手が私の背中にまわされて胸に引き寄せられた
優くんの鼓動なんだか安心する
あたたかいし