恋人は主治医
先生の処置で30分ぐらいしたら少し楽になった
「大丈夫か」
「うん…何とか」
「そうか
熱の方は解熱剤で無理やり下げてるから
また上がってくると思う
いちよベッドで安静にな」
「体が重くて動く気にもなれないよ」
「そうだよな
もしかして昔喘息持ってた?」
「小さい時喘息もちだった
治ったと思ってたからあの苦しさがきた時ビックリした」
「よく頑張ったな
安定するまでそばに居るからな」
頭を撫でられた
先生に頭撫でられたの嫌じゃなかった
むしろ安心した
入院して心細かったけど
先生が居てくれると安心した
「発作が起きて疲れただろ
少し寝た方が良い俺ついてるから」
「じゃあ寝させてもらうね
先生お休み」
「お休み」
先生が隣に居てくれたから眠る事ができた