恋人は主治医
涙が出てきた
「ごめん怒ったりして
でも俺はお前が居なくなるほうが嫌なんだ
俺のために無茶するな
俺は…心優ちゃんの事が好きなんだ
倒れて運ばれてきた時凄い不安だった
喘息と心臓発作同時にきて危ない状態で
こんなことなら気持ちもっと早く伝えれば良かったって」
先生が私を好き
てゆうか私…
抱き締められてる?
自分の気持ち伝える事で頭がいっぱいで考えた事もなかった
私も伝えなきゃ
「私も好きだよ先生の事」
満面な笑顔で答えた
「心優ちゃん…」
さっきより強く抱き締められた
「先生苦しいよ」
「ごめんごめん」
抱き締められてた腕が離れていく
ちょっと寂しい
「そう言えばその先生ってやめない」
「えっじゃあ優くん」
先生は照れくさそうな顔をした
「優くんか何か恥ずかしいな
俺は心優って呼ぼうかな」
「心優これから宜しくな」
ドクンッ
何か心臓の発作とは違うんだけど心臓が波打った