*月夜の時の君*
★喧嘩 望side
ただ夜の街をふらふらと歩いていただけ。
母親が再婚するといって喜んだ顔を見て、耐え切れなかった。
父親は俺の憧れだったけど、浮気して、母親と離婚。
父親を憎んでも憎んでも、嫌いにはなれなかった。
その憎みを喧嘩にぶつけた。
その喧嘩がどんどん酷くなって、
ここら辺じゃ有名になっただけ。
そしたら、喧嘩を売られて買っただけ。
あっさり倒しおえたら、一人の髪の長い女がいた。
この年齢だと高校生か・・・?
そう思って、俺は口止めさせようとした。
俺は昼の姿と夜の姿は正反対だから・・・。