終わらない歌を歌おう
次の日学校に行くと、先生や生徒があたしを軽蔑するような目で見ていた。
でも、大地が靴箱の前で待っていてくれたから教室に行くまでに被害はなかった。
女子からは睨むような視線を感じたけど気にしなかった。
だってそんなんでいちいちへこんでたらキリがないもん。
みなさん、呉羽はそこまでヤワじゃございません!
あははははは~、なーに言ってんだろ。
まあ、おふざけはここまでにして進みましょう。
休み時間の間にみんなが変わりばんこに教室に来てくれた。
みんな用事があるからとか言ってたけど心配で見に来てくれたっていうのがわかりやすくて笑ってしまった。