終わらない歌を歌おう
「そうか」

「ほら、呉羽もそう言ってんだし遠慮すんなよ鉱太」

「銀ちゃんはくつろぎ!!」

 遠慮なくベッドに寝っ転がってるし・・・

「ん?呉羽この写真の人ってま、まさかRANNZYの恭太さん?」

 振り返ると宗悟が写真立てを持っていた。

「あっ、それパパとママだよ。いけてるでしょ!」

「ええ~!パ、ぱぱ?恭太さんが?まさかあの噂の娘が呉羽??ほんと?」

「うん、噂かどうかわかんないけど矢戸恭太はあたしのパパだよ」

「まじかよ!?えっ、やべえすごっ」

「嘘、なんで言ってくれなかったの?」

「いや・・・そのうち話そうと思ってたけど、いいかなぁと思って」

「いや、そこは言おう?」

 みんながすごく言ってくる・・・

 でも仕方ないか。

 だってあたしのお父さんは世界的スターのバンドRANNZYのボーカルだもん。

 まあ、そのあとはみんな騒ぎながら楽しく?勉強した。

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