SingerAndroid


過去はいい。

過ぎたコトだ。

「嗚呼、どっかにSingerAndroid落ちてねぇかな?」

歌のない世界は色褪せている。

虚しくなるんだ。

僕自身が歌えればいいのに・・・。

「まあ、そんな運持ち合わせちゃいねぇがな」

ハハハと笑うしかない。

格差社会爆発しろ!

僕は変なコトばかり考えた。

予備校から帰っている最中は妄想ばかり頭に浮かぶ。

「マジで落ちてねぇかな?」

ふと、足に何かが当たった。

「ゴミ?」

だが、ソレは間違っていた。

ソコにあったのは・・・――――


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