365日間のラブレター





なんだよ…


俺にはそんな親ずらしねぇくせに…




「キミが死んだらお母さんはどうするんだい?キミが苦しいとき側にいてくれたろ」



彼女はボロボロと泣き始めた



きっと苦しかったんだと
きっと寂しかったんだと
俺はそう感じた



俺もそうだった




父さんは医者だ。小さいころからまともに家に帰っていない



けど、かわいがってくれた



そんな親父が大好きだった




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