365日間のラブレター





毎日喧嘩して俺をどうするか考えてるんだろ?





俺は物ぢゃねーよ。お前らのオモチャぢゃねーよ。




「奏多?なに言ってるの…お母さんたちが奏多を捨てる訳ないじゃないの」





母さんがそう言いながから割れた食器を片付け始めた




「もういい。会社の時間に遅れてしまう」




父さんは怒り口調で出ていった



俺はそんな父さんを睨み付けた




「もう帰ってくんなよ」




俺が呟いた…






「ごめんね奏多…」





母さんが泣きながら言った





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