【短編】クロスロード
~ェンジェル~アルバム~
今日は、夏祭り。
夜の町内は、店も立ち並び、人波も増え、
お祭モード一色。
「あっ、いたいた」
修斗は、澄香の手を引きながら待ち合わせ場所に立つ友人達のもとへと駆け出した。
「おうっ修斗!」
駆け寄る修斗を見つけて声をかけた少年を見て、見知らぬ少年達の姿に思わず足を止めた澄香。
その拍子に、澄香の手を引いていた修斗は後ろへと引っ張られた形になり勢い良く立ち止まる。
「おっと!どうした澄香」
修斗が視線を落として尋ねると、澄香は、少年達の方を見ながら、修斗の足下後ろへと隠れた。
「あぁごめんごめん。俺の友達だよ。恐がらないで」
修斗はしゃがみ込み、澄香の目線に合わせて言うと、澄香の目を見つめて、ひとつ頷いて微笑んだ。
「俺の友達さ。嫌?」
夜の町内は、店も立ち並び、人波も増え、
お祭モード一色。
「あっ、いたいた」
修斗は、澄香の手を引きながら待ち合わせ場所に立つ友人達のもとへと駆け出した。
「おうっ修斗!」
駆け寄る修斗を見つけて声をかけた少年を見て、見知らぬ少年達の姿に思わず足を止めた澄香。
その拍子に、澄香の手を引いていた修斗は後ろへと引っ張られた形になり勢い良く立ち止まる。
「おっと!どうした澄香」
修斗が視線を落として尋ねると、澄香は、少年達の方を見ながら、修斗の足下後ろへと隠れた。
「あぁごめんごめん。俺の友達だよ。恐がらないで」
修斗はしゃがみ込み、澄香の目線に合わせて言うと、澄香の目を見つめて、ひとつ頷いて微笑んだ。
「俺の友達さ。嫌?」